元東大生サラリーマンのブログ

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東大受験者がセンター満点取った件について

http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/14269652/

 

東大の入学試験は二段階に分かれており、

 

1次試験のセンター試験で一定以上(受験者の得点状況により毎年異なる)の得点を出した人が記述式の2次試験に進めるシステムです(最近、推薦方式も採用されたようですがそちらはよく分からないっす)。

 

今回のニュースは、1次試験のセンター試験で満点が出たという話。東大の1次試験は、国語数学英語理科社会の5教科から7科目を選択します。

 

経験から話すと、数学や理科など理系科目では満点が狙いやすい一方、国語・英語はカンペキだと思ってもどこかしらで取りこぼすことが多いです。それらをすべて乗り越えたのは普通にすごいと思う。

 

ただし、1次試験でいくら高得点をとっても、2次試験の合格が確実になるわけではありません(相関はあると思いますが)。1次試験の点数(900点満点)が110点に圧縮され、その点数と2次試験(440点満点)の点数の合計で合否が決まります。

 

事実、1次試験の点数が私より50点近くも上だった友人も2次試験に落ちてしまいました。

1次試験のリードも、2次試験の小さなミスですぐにパーになってしまうんですよね(2次試験の1点とセンター試験の約8点が同じ価値を持つわけですから)。

 

東大の2次試験を受験される方は、重々承知かとは思いますが、2次試験まで気を抜かず努力し、栄光を勝ち取ってもらいたいです。