「貧乏になる人の特徴」を読んで。コンサルティングと教育の違い
こんばんは。
久々の更新となってしまいました。
2/15のはてなブログおすすめ記事トップは、
デマこい!さんの「貧乏になる人の特徴」
損をする可能性が高いのに、問題への対処を面倒くさがって
放置してしまう行動を、時間選好の観点から説明されていて感銘を受けました。
以前、知らない人が損をする世の中、、、 - 東大生の節約ブログ
の記事で触れた内容に近いことが書かれています。
損しているなと思う人について最近自分が感じるのは、
「そもそも問題に対処する必要がない、対処しなくても何とか生きていける」という人も多いということです。当たり前かもしれませんが笑
自分は、キャリア契約のスマホに未だに月々7,8千円も払っている人を見ると、
「なぜそんなもったいないことを!格安スマホに変えなさいよ!」とおせっかいにも思ってしまいますが、それに対する反応は三つあるのではないでしょうか。
①「そんなに安くなるの!?教えてくれてありがとう」
②「へーそうなんだ、でも手続き面倒くさいなあ」
③「月々3千円だろうが8千円だろうがはした金じゃい!そんなの関係ねえ」
①のような人にアドバイスできるとうれしいですが、③のようなことを思われていたら、細かいお金を気にしすぎる自分が惨めになりそうです。③のようなお金持ちの人だけでなく、②のような「改善できるならしたいけど面倒くさがる人」の中にも、「対処しなくても何とか生きていける人」という人が多く存在する気がします。
この例の場合は、デマこい!さんが挙げるようなパソコンや自転車ほど高価ではありませんが、積み重なればそれらに匹敵してきますし、一般的には「すぐに対処すべき」問題であるように思います。
「対処しなくても何とか生きていける人」をどう説得したら良いのか、というのが最近自分が直面している問題です(別に説得しなくていいじゃん、というツッコミが入りそうですが笑、アドバイスしたくなっちゃうんですよねえ、ほんと自分はおせっかいだなあ)
「こうすればオトクになるからやった方がいいよ」とアドバイスしても、それを実行するのにかかるコスト(しくみを理解するのにかかる時間や実現可能性)が向こうには分かりにくいため、中々行動に移すことができないのでしょうねえ。そんなことやるくらいなら今やりたいことをやりたい、と(時間選好)
さらに厄介そうだと思うのは、教育を行う場合です。
自分だとやり方分からないからよく知ってる人に教えてもらおう、というのが今回の格安スマホの例の場合は可能です(コンサルティング)。それによって解決する人もいるでしょう。
では「教育」する場合はどうか。
自分の子供が宿題をやらない時、代わりにやってあげてもためにはなりません。子供が自分で生きていく力をつけるために、どこまでおせっかいを働けばよいのか。
脳機能の成長が15歳くらいまでに決定されてしまう、という説を小学生の子供に唱えても、彼らがそれを理解するのは難しいのではないでしょうか。
そのように考える親御さんは、お子さんに小学・中学受験をさせようとするのでしょうね。
幸せな家庭を築くために考えるべき重要なテーマですね・・・。